仮受金

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仮受金は、科目や金額が確定しない現金や預金などを受け入れたときに、その内容が確定
するまでの間、一時的に処理しておく仮の勘定科目です。仮受金はすみやかに原因を調査
して、その内容が判明したときには、適切な科目へ振り替えます。できるだけ月末や期末
までには精算できるようにします。

経理実務では、仮受金が決算時に残っているときには、重要性が低いことが多いことから
その他流動負債に含めて表示してしまいます。仮受金に大きい金額が残っていると、借入
先の金融機関や株主、関係会社から原因を聞かれることがあるかもしれませんので、やは
り決算までには解消するようにしましょう。

具体的には

仮受金の具体例には次のようなものがあります。
・原因不明の口座振込入金
・科目が確定しない入金
・金額が確定しない入金

前受金との違い

仮受金と前受金は一見似たような勘定科目ですが使い分けがあります。前受金も仮受金と
同じく一時的な処理をするための勘定科目ですが、仮受金とは違って前受金は一時的に受
け入れた現金や預金の内容がはっきりしているものに使用されます。

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