工具器具備品

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工具器具備品は作業用具や事務器具、机、椅子、キャビネット、計算機などをいいます。
工具とは工場で使われる加工作業をいいます。器具備品は事務・通信機器など事務所など
で使われる道具をいいます。また、器具備品は什器備品ともいいます。ただし、科目の名
称が少し違うからといって明確に使い分けているものではありません。

工具の具体例は

工具の具体例は次のようなものがあります。
・取付工具
・測定検査工具
・メーター
・金型
・切削工具
・治具
・レンチ
・スパナなど

器具備品の具体例は

器具備品の具体例は次のようなものがあります。
・家具(事務机、椅子、応接セット、キャビネットなど)
・電気・ガス機器(エアコン、テレビ、冷蔵庫など)
・家庭用品(カーテン、じゅうたんなど)
・事務、通信機器(パソコン、コピー機、電話、時計など)
・看板、広告器具
・理容、美容機器
・医療機器
・娯楽、スポーツ用品
・観賞用の動植物
・自動販売機
・書画、骨とうなど

書画・骨とうは非減価償却資産

書画・骨とうは器具備品に含まれますが、減価償却の対象となりません。期間の経過によ
り価値が減少しないためです。つまり、非減価償却資産になります。ただし、書画・骨と
うに該当するかどうかには一定の取り扱いがありますので注意してください。

書画・骨とうに該当するかどうか明らかでないものについては次のような基準があります。
・1点20万円(絵画は号2万円)以上のもの→非減価償却資産
・1点20万円(絵画は号2万円)未満のもの→減価償却資産

 
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