立替金
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立替金は役員や従業員、外部の取引先や関係会社などの支払いを会社が一時的に立て替え
て払った金額を処理する勘定科目です。立替払いは本来の債権債務の決済方法ではないの
で、一時的な使用に限ります。
立替払いしたときは
立替金は債務者の代わりに債務者の債務を立替払いしたときに発生します。自社の債務で
はなく、第三者の債務を本人の代わりに弁済することは通常はない取引です。会社が立て
替えて支払った金額は、後に本人へ請求して立て替えた分を支払ってもらうことになりま
す。ですので、本人に請求するために領収書など支払った証ひょうを入手しておきましょ
う。
経理処理
立替金は一時的な立替ですので翌月中に回収するようにしましょう。立て替えたときに支
払った領収書などをもとに、現金や振り込みで回収しましょう。買掛金との相殺でもいい
かもしれません。
また、立替金は金銭の貸し付けではなく、一時的な金銭の融通なので利息はつきません。
ただし、あまりに長期の間、返済がないと貸付金と認定される恐れはあります。
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