構築物

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構築物は、土地の上に固定した建物以外の建造物や工作物、土木設備などをいいます。た
とえば煙突や橋、舗装道路などです。建物と建物付属設備以外の土地の上にあるものと考
えるとわかりやすいかもしれません。構築物を購入したときは取得原価に付随費用も含ま
れます。

具体例を挙げると

構築物には次のようなものがあります。
・煙突
・ドック
・橋
・岸壁
・堤防
・用水地
・上下水道
・舗装道路
・路面
・トンネル
・鉄塔
・庭園
・花壇
・緑化設備
・看板
・広告塔
・坑道など

原則として減価償却資産ですが

構築物は、上記であげた具体例の中では減価償却資産に当たるのか微妙なものがあるかも
しれませんが、原則として減価償却資産になります。ですので、構築物の取得原価と耐用
年数は正しく把握する必要があります。減価償却費の計算のもとになる耐用年数について
は、構造用途別の区分があり、さらにその区分ごとに細目が定められています。

ただし、舗装道路や路面などの土地に対する工作物の土地との区分はきわめて難しい問題
です。たとえば、ゴルフ場のコースやフェアウェイ、グリーン、カート道路、池などは土
地とみなされて、非減価償却資産とされます。この区分は構築物が減価償却資産であり、
土地が非減価償却資産であることを考えるときわめて重要な問題となっています。

 
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