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預り金

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預り金とは、営業上の取引相手から預かった金銭や報酬・給与などから天引きする源泉所
得税、社会保険料など一時的に預かる金額を処理する勘定科目です。１年以内に返却や納
付するような預り金は流動負債に計上します。

営業上における取引先からの預かりとしては、取引に際しての保証金、売上割戻しなどの
一時的な預り金などがあります。会社によっては社内預金制度があって、これも預り金と
して処理します。あくまでも一時的に会社が預かっているだけですので、借入をおこなっ
たときの借入金とはきちんと区別します。

預り金のうち、預かる期間が１年を超えるようなものは、固定負債の預り金として計上し、
長期預り金とします。建物などを賃貸したときに預かる敷金や保証金は預り保証金としま
す。また、役員や従業員からの社内預金は、役員従業員預り金という科目を使うことがあ
ります。

具体的には

預り金の具体例には次のようなものがあります。
・営業上で発生する預り保証金
・報酬や給与から天引きされる源泉所得税
・給与から天引きされる社会保険料、住民税
・役員や従業員からの社内預金
・旅行積立金など

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・買掛金
・短期借入金
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・その他流動負債

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