無申告加算税

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無申告加算税の計算式と税率

 
無申告加算税は、税金の罰金のような性質を持つ附帯税の一種です。無申告による税金逃
れを防ぐ目的があります。会社が、申告納付期限までに法人税などの確定申告書を税務署
へ提出しなかったときに課税され、本税に加算されます。

期限後申告して、納付すべき税額があれば、納付税額によって税率が変わってきます。納
付すべき税額が多いほど税率は高くなるようになっています。また、税務調査前に自主的
な修正申告をすると、税率が低くなり税額が軽減されています。

計算式と税率

税務調査を受ける前で、自主的に期限後申告をしたとき、税率が5%と低くなって税額が
軽減されます。無申告加算税は、原則として、納付すべき税額が50万円を超えるかどう
かによって、税率が15%か20%と決められて、その税率にもとづいて計算された金額
となります。無申告加算税の計算式と税率は次のとおりです。

【計算式】
無申告加算税 = 納付すべき税額 × 税率

内容 課税標準 税率 備考
期限後、税務調査前に
自主的に修正申告した
納付すべき税額 5%
期限後、修正申告したり
更正を受けたりした
15% 納付すべき税額で、50万円までの部分
20% 納付すべき税額で、50万円超の部分

 

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